「こんにちわ、適当にくつろいで下さい。俺も適当にやってるんで」
だいぶお酒を飲んでいるんだろうか? 視点が合っていない……この人を見ていると、昔の客達を思い出す。この酒臭い匂いも、俗臭も。だからるい君は、私を家に入れたくなかったのね。この男のだらしなさと、性癖を知られたくなかったんだわ。
「りんさん。僕の部屋は、こっちです。早く行きましょう」
「ええ」
父親はこちらを気にもせず、テレビ番組の続きを見ている。
るいが大人びているのは、この男のせいだ。間違いない。
「はい、りんさん座布団」
「ありがとう」
だいぶお酒を飲んでいるんだろうか? 視点が合っていない……この人を見ていると、昔の客達を思い出す。この酒臭い匂いも、俗臭も。だからるい君は、私を家に入れたくなかったのね。この男のだらしなさと、性癖を知られたくなかったんだわ。
「りんさん。僕の部屋は、こっちです。早く行きましょう」
「ええ」
父親はこちらを気にもせず、テレビ番組の続きを見ている。
るいが大人びているのは、この男のせいだ。間違いない。
「はい、りんさん座布団」
「ありがとう」


