再生ゲーム

「上がってもらったら? るい」


「分かったよ……どうぞ、僕の部屋で話をしましょう」


るいは恨めしそうに奥を睨み、しぶしぶと私に言った。


玄関へ入り込むと、暗くジメジメとした印象だった。家と似たような造りなのに、この雰囲気はどこから来るんだろうか。


父親に挨拶をしようとリビングのほうへ近寄った。


「お隣の山田です、失礼します。すぐにお邪魔致しますので」


――驚愕した。


父親はロックグラスでお酒を堪能し、上半身は何も身に着けていなかった。


独特の生臭い匂い。まさか……。