再生ゲーム

「なに秋山君、怒ちゃったのぉ~? でもさ、君が悪いんだよぉ?


真っ赤なダンコっ鼻に、なってしまったねぇ? 色男が台無しだ! くくくっ!」


嫌な笑い声を、聞き取れない振りをして、ダイスを握り、転がした。


「喋れなくなる程に反省したのぉ~? それなら良いんだけど!?」


――怒りで胸が熱い……鼻がズキズキする……曜子、俺を助けて……。


教卓の上で、最後にサイコロが示した文字は『尻』と『ほうき』だった。


「あーはいはい。ほうきね。掃除用具から、ちょっと取って来るから、尻を突き出しておけよ」


これが終われば、解放される……。


逆らうって、こういう事なのか? あの教師には反抗してはならないのか? 教えてくれ、曜子――。