再生ゲーム

「はぁ? お前、馬鹿かぁ~! この台詞は、さっき聞いたぞ! もっと心を込めて書けよ馬鹿!」


毒噴きのような、口臭が襲う。猿田はその場でジャンプし、足踏みした。そのたびに、耳毛も揺れ、悪臭を撒き散らす。


――うっ! ヤバイ。早く書いてしまわなきゃ……。


黒板消しで一旦、なにもなかった状態へと戻し、また書き出した。


――もう虐めはしません。相手が誰だろうと、そのような事は2度と致しません。山田綾さん、すみませんでした。クラスの皆さん、ご迷惑をかけて、本当にすみませんでした。


俺は本当にアホでした。虐めは本当に馬鹿な行為です。同じ過ちを繰り返さないように、心に、皆に、誓います。許して下さい。


秋山たかし