再生ゲーム

 秋山は涙目で私を睨んだ。


――それは、昔の私の姿でもあり、少しだけ哀れんだ。


でもそんな思い、たった1秒くらいの情だった。


「秋山君? なにを勘違いしてるのか知らないけど、私は何も告げ口していないわ?


告げ口と言う言葉が出る事態、認めたという話だと思うけど? 今の発言、猿田先生に聞かせてあげたいくらいよ」


「調子に乗りやがって! このバイ菌!」


狂気の色が入り混じる瞳。

――なんで私は、こんなに怨まれなきゃいけないの?


「私、秋山君が嫌いな訳じゃないの。皆、同罪よ……親友に裏切られたのは、お気の毒だと思うけど。


私は信じられる人さえいない。だから分からないけど、その気持ちは計り知れないモノなんでしょうね。


でもそれは私のせいではない!」