再生ゲーム

「……していません。虐めてません! なにかの間違いです――」


秋山は涙目になり、訴えた。


「ほぅ? みーなさぁーん! 秋山君が虐めをしているのを、見ましたかぁ~? 報告したものは、先生が特別に目をかけてやろう。


良く言うだろう? 嘘は泥棒の始まりってさ。そんなスタートを切る生徒を見過ごす訳には、いかないだろぉ?


それともなにか? 秋山は虐めをしてませんと、庇う生徒は、いるのかなぁ?」


猿田はグルリと教室を見渡した。


「先生、秋山君は山田さんを虐めています!」


思い切って先陣を切ったのは、神谷だった。


「ほう――やはりな? 神谷君は、とっても正直者だ。さぞかし将来優秀な大人になるだろう。他には、いるか? 見た者は、いるか!」