再生ゲーム

「クゥーン?」


「もうゲームったら首を傾げないの。変なサイトを見たのは内緒だよ」


ゲームのクリッとした瞳に、照れ笑いを向けた。


「おーい、ただいまー! 帰ったぞ! 誰もいないのか?」


――あ、お父さんだ! 今何時?


ベットの上の目覚ましに、視線を投げた。針は19時を指し、いつもの夕食の時間だった。


りんは準備していなかったの?


気になり、お父さんの元へと階段を下りた。


「お父さん、お帰り」


「りんはどうしたんだ?」


お父さんは怪訝そうな顔で、ネクタイを緩めていた。さっきは気づかなかったが、テーブルには2人分のお寿司が置いてあった。