再生ゲーム

 今日はまともな一日だった。両親達のお蔭で虐められることも無くスムーズに帰宅できた。こんな日は、いつ振りだろう。りんは寝込んでいるのかな?


「ただいま」


家の中は無音で、人の気配すら感じられなかった。


――やっぱり寝ているのね。あんな女どうでもいい。ブログを更新しなきゃね。


部屋の扉を開けると、ゲームが勢い良く飛び出してきた。舌を出し、尻尾を振る姿は本当に可愛らしかった。


「ただいま、ゲーム。良い子にしてたかな?」


「ワンワン!」


頭を撫でてあげると、ご機嫌で飛びつき甘えてくる。


「分かった分かった、でもちょっとだけ待って。ブログを更新しないと」