「次の問題は、クラスのアイドル並木るい君どうぞ! 12:15の比は?」
「……4:5」
るいは怪訝そうな態度で答えたが、後ろに立つ両親は物凄く嬉しそうだった。この場面だけを見たら、本当に幸せそうな家族だった。
「正解だ! なんだ、並木るい君。もっと喜びなさいよ、折角綺麗なお母さんが来てらっしゃるんだからぁ」
猿田はニタニタし、並木家の両親を見比べていた。
母親が喜んでいる姿よりも、るいだけを見つめている父親と呼ばれる男のほうが怖かった。
「次3問目! 25:10の比は? 井上曜子! 答えなさいー簡単だろう?」
「はい、先生! 5:2です!」
「正解だ、座ってよろしい」
井上曜子の母親も綺麗な人だった。曜子が話していたような、ブランド品は身に付けてはいなかったが、十分気品溢れた美しい人だった。
「……4:5」
るいは怪訝そうな態度で答えたが、後ろに立つ両親は物凄く嬉しそうだった。この場面だけを見たら、本当に幸せそうな家族だった。
「正解だ! なんだ、並木るい君。もっと喜びなさいよ、折角綺麗なお母さんが来てらっしゃるんだからぁ」
猿田はニタニタし、並木家の両親を見比べていた。
母親が喜んでいる姿よりも、るいだけを見つめている父親と呼ばれる男のほうが怖かった。
「次3問目! 25:10の比は? 井上曜子! 答えなさいー簡単だろう?」
「はい、先生! 5:2です!」
「正解だ、座ってよろしい」
井上曜子の母親も綺麗な人だった。曜子が話していたような、ブランド品は身に付けてはいなかったが、十分気品溢れた美しい人だった。


