再生ゲーム

 ――それはそれは。願ったり叶ったりだ。やはり呼び出して正解だったな。


「分かりました。お母様、この件はお任せしますね。今日はわざわざご足労頂いて本当に有難う御座いました」


「こちらこそ、七海を何卒、よろしくお願い致します」


七海の母親は軽く会釈し、整った笑顔を見せ、踵を返した。


本当に似ていない。親戚であるのに、全然似ているパーツが無い。父親譲りなのかな?


まぁいい、これで家庭も安定するだろう。やっと今日は熟睡できる……朋子、喜ぶだろうな。


既に外は暗く、深い青の空へと変化を遂げていた。会議室の電気を消し、鍵を閉めた。