再生ゲーム

 ――ん? 今までに見たことが無い反応だな。なぜ、そんなに眉をしかめる? 両親には頭が上がらないのか? 


もう一度攻め立てようと口に出そうすると、丁度良くチャイムが鳴った。


――ホームルームガハジマル。センセイ、オヤハヤメテ! ジャアネ、イカナイト!


慌てて走り出す、彼女の後姿を見送った。


決めた。彼女の家へ行くのではなく、両親を呼び出そう。訪問してしまうと彼女に邪魔をされてしまうかも知れない。


学校の方が、落ち着いて話し合えるような気もする。なにか遭ったら、担任を呼び出せば良い。


これ以上、悪行を許してはならない。休み時間にでも、親御さんに電話を掛けてみるか。