爪先が、彼女の自宅へと方向を決めた。美術部の名簿は、個人の手帳に予め書き写しておいた。
……確か彼女の家は、学園からそう遠くはないはず。駅方向へ進めば、見えてくるはず。
住所を確かめ、一軒一軒表札を確認していく。意外と容易く、井上の文字は見つけることが出来た。
震える人差し指で、玄関の呼び鈴を押した。チャイムの下には、会話が出来るようなスピーカーが取り付けられていた。
「はい、井上です」
「美術部顧問の山田と申しますが、井上七海さんは帰られてますでしょうか?」
「あら、いつもお世話になってます。七海は一旦帰ってきたんですけども、今は出かけましたよ」
……確か彼女の家は、学園からそう遠くはないはず。駅方向へ進めば、見えてくるはず。
住所を確かめ、一軒一軒表札を確認していく。意外と容易く、井上の文字は見つけることが出来た。
震える人差し指で、玄関の呼び鈴を押した。チャイムの下には、会話が出来るようなスピーカーが取り付けられていた。
「はい、井上です」
「美術部顧問の山田と申しますが、井上七海さんは帰られてますでしょうか?」
「あら、いつもお世話になってます。七海は一旦帰ってきたんですけども、今は出かけましたよ」


