再生ゲーム

 今日も胸糞悪い一日が終わり、先生方に挨拶をしながら校門を出たときだった。聞きなれた、あの声に呼び止められドキリとした。


――センセイ。コンクールマヂカナノデ、イロイロト、アドバイスガホシインデス。


しまった! 他の教員と一緒に帰宅するべきだった。猛烈に後悔の波が押し寄せたが、あとの祭りだった。


――コレ。ワタシノアドレスデス。カナラズ、オヘンジヲ、クダサイ。


そう手紙を渡し、彼女は走り去った。一先ず安心をした。俺も馬鹿だ。あんな女生徒1人に怯えるとは。