再生ゲーム

「お父さんの誕生日は8月10日っと。あー駄目! はじかれた! じゃあ……お母さんは? 6月3日だから0630

……駄目だ、はずれ。誕生日じゃないのかな? なんだろう? 最後に私の誕生日でも入れてみるか、1126」


フォルダーは解かれた。意外だった。お父さんが私の誕生日をパスにしているなんて。


テキスト文章のアイコンがそこには並んでいた。早速一番上からクリックをしてみる。


――井上七海・美術部部長


結構もてるほうだった自分は勘違いをしていた。思春期の恋焦がれる視線と、狂おしいほどの女の眼差し……