再生ゲーム

「ほらゲーム、御飯だよ? 食べなさい」


パソコンを立ち上げ、ドックフードと水が入った、小さなピンクのお皿を二枚、絨毯の上に置いた。


「ゲーム、美味しい?」


ゲームは餌にがっつき、夢中だった。まるで他には何も存在しなくなったように、興味がないようだった。動物は本能のまま、純粋に従う。


小さな頭を軽く撫でた。人間もこうじゃないとね? 第六勘、本能に従わなくっちゃ。


可愛いなぁと一息吐き、母の形見の携帯を握り締め、物置部屋へ向かった。


ここには私の知らないものがきっとある。お宝の山だ。そう思うと心臓が高鳴り、ワクワクした。