再生ゲーム

 なにか言いたげなるいを先に教室へ返し、心が砕けないように強く思い、また教室へ戻った。


「バイ菌が戻ってきたぞ! 汚ねぇー! 近寄るな!」


「絵の具臭ーい! あっち行ってよ! 気持ちが悪い!」


クラスメイトの罵倒は無視し、無言で給食の残飯を片付けた。机に飛び散っているシチューを拭き、トレーを持ち、給食室に戻す。


これも毎回のことだ。少しだけ、給食費を払っている父に申し訳ないと思う。


私の力ではもう、どうしようもなかった。


願いは苛めは無くって欲しいということ。それか、るい以外は全員死んで欲しかった。