再生ゲーム

「てめぇー! なにしてんだよ! 綾に触るな!」


目の前にあった神谷君の横顔が、拳でへこみ吹っ飛んだ。保健室に有るワゴンにぶつかり、派手な音と共に倒れた。


慌てて、はだけたシャツを直した。


「……るい」


「心配してきたらこうだ。綾、大丈夫か?」


るいはベットに座り、心配そうに覗き込んだ。


「うん……本当に怖かった。なんでこんな――」


堰が切れたように涙が止まらなくなった。


私は何なぜここにいるの? なんのために?