私がまだ幼い頃隣の家に見事な紫陽花の花がありました!!
そのお屋敷は私の家の何倍も大きくて広い庭がありました!
そのお屋敷の玄関は石段を三段上がったところにあり銅鑼のようなものがあって訪問者はそれを叩いて知らせました!
そのお屋敷をぐるっと取り囲むように広い庭がありよく手入れされている庭木や四季折々に綺麗に咲く草花が何時もお行儀よく植えられていました!!
中でも私を捉えて見つめさせたのが紫陽花でした!
他の花は何も感じなかったのに紫陽花だけが私の頭に焼きつきました!!
そのお屋敷にはおじいさまとおばあさまと私より一つか二つ下の女の子が住んでいました!
おじいさまは昔大学の教授だったそうで上品な優しい目をした人でした!
私に会うと何時もかよちゃんと名前を呼んでくれました!!
私はおじいさまが迎えに来ると女の子の遊び相手に紫陽花の咲くお屋敷に行きます!
でも一度行くと女の子がなかなか帰してくれないので本当は行きたくなかったのですがおじいさまにいやと言えなくて行ってしまうのです。。