純白のゆり





着替えを終えて帰る準備をしていると
愛華ママが話しかけに来た。


「ゆりちゃん、これ今日の分。」


そう言って渡されたのは茶色い封筒に
入っている万札。


「ありがとうございます!」

「初めてなのに、よく頑張ったわね!
 お客さんからも好評よ」

「良かったです。」

「うん、お疲れ様。
 ゆっくり休んでね」

「はい」



店の前に止まっているタクシーに
家まで送ってもらった。

帰りは夜で危ないから
送りが着いてるみたい。


「ありがとうごさいました」


そう言ってお金を渡すと


「お金はいつも店の方から
 もらってますんで」

と言ってうけらなかった。