純白のゆり





ガチャ



「ふぅー
 風が涼しいなー」

「うん。気持ちいいね」



授業中だから誰かいるはずもなく
すごく静かだ。



近くにあったベンチに座った。



「吸わねーの?」

「えっ?」

「タバコ。持ってんだろ?」

「私そんなに臭う?」

「ちげーよ!!」

「ぢゃなんで?」

「んーなんだ?男の感ってもんか?」

「なにそれw
 でも今日は持ってきてない。」

「吸うか?」


そう言って里来はタバコの箱を
出した。


「里来も持ってんぢゃん!」

「で?いいの?」

「もらっていいの?」

「吸いたいんだろ?」

「うん」


里来からもらったタバコに
火をつけ大きく息を吸った。



「里来も吸うんだね」

「吸わないように見えたかw?」

「ううん」



私たちは空を見上げていた。