純白のゆり





駅につくとまだ奈々さんは来ていなかった。


「…間に合った。」


その後すぐ奈々さんが来た。


「ゆりちゃんごめんね!
 待たせちゃったでしょ」

「いや大丈夫です!」


私たちは電車に乗り
2駅目で降りた。


歩いてすぐのとこに
そのお店があった。



誰もが自然と吸い込まれてしまいそうな
そんな感じのお店。



「ゆりちゃん入りましょ?」

「あっはい」



ガチャ



「愛華さんーいるー?」

「はーい!あっ奈々ー」

「こないだ人足りないって
 いってたでしょ?
 そのことでちょっと相談なんだけど」

私は奈々さんに背中を押され
前へ出た。

「高山ゆりです」

「あらはじめまして!
 可愛らしい子ね。
 面接かしら?」

「愛華さんあのね、この子高校生なの。
 禁止なのはわかってる。
 でもこの子誰よりも苦しい生活
 してきたの。
 今も一人で頑張ってる。
 だからお願い!」

「奈々ちょっとこの子と2人で
 話がしたいわ。」

「わかった。ゆりちゃん店の外で
 待ってるね!」



奈々さんは外へ出て行き
愛華さんと二人っきりになってしまった。