その笑顔がいつもよりはにかんでいたように感じたのは、気のせいかな…
「じゃ、面白いからゲームしよっか。」
いきなり言われたから、きょとんとしてしまう。
多分、どうしようもなく間抜けな顔しちゃってるんだろうな…
「どんなゲーム?」
聞くと、涼介はケータイをポケットから取り出した。
「真美もケータイ出して。で、メールの作成画面出して。」
言われた通りケータイを取り出す。
「そこに、探そうと思ってる雑誌を一冊だけ書いて。もし同じだったら、3つお願いきいて。そのかわり、なんかおごるよ。」
3つお願い?
なんだろう……?
気になる。なら、
やるしかない。
「わかった。」
「おごってほしいからって、わざとあわせちゃダメだよ?」
「し、しないよ!涼介もだめだよ?」
「……わかった。」
バスケットボール誌のタイトルを打ち込んで、ケータイを閉じた。

