恋愛日記



絶対に謙遜の姿勢で、でも明るくて活発。

あたし、優みたいなコ好き。
もっと仲良くなりたい。

「あとで、よかったらアドレス交換して!」

あたしが言い出しても快くいいよ、といってくれた。

「真美!アオがいるのにそうゆうことするの?浮気はだめです。」

「嫉妬しないのー。」


ゲームも楽しかったし、今日はいい日だ。

そう思ったけど、さっき恭とケンカしちゃったことを思い出して、少し気分が沈んだ。




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「あれ?メールがきてる。」

着替えて教室に帰ってくると、メールが三件。

「誰?」
隣のクラスから遊びにきてた愛が覗きこんでくる。


「えと…」

一番新しかったのは恭から。

『HR終わったら昇降口で待ってろ。』

二番目は、一毅。

『恭也とケンカしたって?(笑)
許してやって、あいつ不器用だからさ。

あと、尚輝のことは叱っといたw』


って言うから、

『サンキュです。

あたしもムキになりすぎたゃ…
あとで謝っとくね、』


って返して。


ラストは、

「……っ!」

……涼介だ!

「やったじゃん。なんだって?」

「『もうすぐ終わる?』って。」

急いで『これから帰りのHR。』って返す。

「なんだろう?」

そんな風に話しているとすぐに返信が帰ってきて。


「えっ……。」

『わかった。駅で待ってるよ』


嬉しすぎて、涙が零れた。