しょーがない!

「恭也サマ、、、」

渋々言うと、
頭をぽんぽんされた。

「よしよし。良くできました。」

やばぃ、腹立つ、、、

「ハイ、褒美。」
「やったぁー☆ミ」

でも、なんでわざわざ
1年の教室に恭也は来たんだろう?

「きょんくん、なんか用事あったの?」

「あ、おう!
次体育なんだよ。
ってことでハチマキ貸せ。」

また忘れたのか。
まあ、トマトくれたし。

「りょーかぃ。そのあとあたしも体育だから、それまでには返して♪」

ハチマキを渡すと、おう と短く答えつつ帰って行った。