サボりたいし、曲かきたい。
なのに音楽室に入ると恭也がいて。

「……なんだよ、授業サボってんじゃねーよ。」

とか 言ってくる。

「恭也だってサボってんじゃん。」

「俺はいーの。でもバカは勉強しなきゃダメだろ?」

……否定できないのが辛い、、

「大丈夫。わかんなくなったら、きょんくんに教わるから。」

先生より教えるのうまいし。

「真面目にやらない奴には教えねぇから。やることはやれよ。」

そうはいいながらもあたしが座れるように
隣を空けてくれる。