ただ、そう思ってしまうと生まれる不安。
そんな大切な選択を、あたしは
“試合の結果”
――つまり、他人に委ねてしまってるんじゃないか、ってこと。
そんなことで、本当にいいの…?
答えは簡単。
多分、“駄目”。
でも、あたしが予め気持ちを決めて伝えることで
二人の勝負に差し支えると……
そう思ってしまうと、
答えを出すことすら躊躇われた。
「真美がそんなこと言い出すなんて相当、意外だったなぁ。」
南美は困ったように言うけど。
「いいんじゃない、それが自分で出した答えなら。
真美、どんなことも、後悔するような答えは出しちゃ駄目だよ。
“後悔するような決断の仕方も”ね。」
愛は全てを見透かしたようにそう言った。
あまりにも核心をついたその言葉に、あたしは頷くしかできなかった。

