他の二人は恭也にダブルチームかけにいったものの、あっさりと抜かれる。
止めたい。
あたしが、とめるの。
センターラインまでダッシュして、恭也を止めるために構える。
フェイクしつつ抜いてくるからしんどい。
けど、抜かせない。
必死で食らいつく。
全然女らしくないな、あたし。
でも、
負けたくないもん。
ぴったりとガードし、圧力かけていく。
押され気味になるけど、スリーポイントライン以上は進ませない。
そして、ショットは打たせない。
なんとか今は食らいついてるけど、体力の疲弊を如実に感じる。
恭也はうますぎる。
全然届かない…
そう思った瞬間、恭也が飛びのいた。
あたしの体は反応できず。
無情にも
放たれたボールはリングをすり抜けた。

