「恭也、大人気ないなー。」
「まぁ、でもフォローしきれてなかった俺らもダサいけどね。」
他の二人の先輩が始めたのは。
「ダブルチームかよ…そっちの方が大人気ねぇ。」
そう言って恭也は聖先輩にボールを回した。
カットしないと。
そう思う前に体は動いていて。
カットした着地と共に、すぐジャンプ。
滝川先輩に伝えた通り、ボードに当てた。
すぐにリバウンドを取り、先輩が打ったショットは、少しブレたものの、リングに吸い込まれて行った。
22-19。
近くなってきた。
「ナイスパス。」
そう言われたから、
「ナイスシュー。」
と、だけ返した。

