あたしが、
ドリンクを薄めに作ったから。
「……。」
“?”
珍しくなんにも言わない。
「ナニナニ?二人はそういう関係?」
肩に“KOUSAKA”って名前がはいった先輩が言うから、違いますって言おうとすると。
「そんな訳ないじゃないっすか。こんな鶏ガラ。」
流石にそれは言いすぎだと思う。
ってか、
「鶏ガラっ!?」
「なんか文句あんのか?事実だろ。」
「確かにそうだけど…
一応気にはしてるんだから、言わないで!」
部活だし、みんないるのに。
「恭のばかぁっ!」
そう言うと、恭也の顔が苛立ちで引きつったのを感じたけど
思いきり無視した。
ただ、周りのバスケ部のメンバーは笑ってて。
きょとんとしてるあたしに、
「恭也に馬鹿とか言う女の子、初めて見たw
やっぱり、マネージャーにおいで、立花ちゃん。」
そんな風に言われて。
「でも確かに、キミいたら強くなりそうだわ、うちの部。」
なんてこーじ先輩も言うし。
気づいたときには頷いていた。

