いや、笑い事じゃないし、、、
でも まぁ、
「いいよ。モーニングコール、宜しく。」
多分、さっき息があがってたのは、練習してたから。
強気な発言をするひとは、その分だけじぶんもシビアに見られる。
もしくは、2倍、3倍くらいに。
でも、恭也は実際にやってしまうから
誰もつつけない。
でも、余裕に見せてる影では、
こうやってちゃんと練習してる。
『朝の3時でもよければしてやるわ。』
「せめて4時!じゃないと授業中、寝ちゃうもん。」
そう言うと、また笑う声が聞こえて、
『6時半くらいに迎えに行くから、それまでに仕度済ませておけよ。』
そう言ってくれたけど、家まで来てもらうのは悪いから
近くの公園で待ち合わせることにした。
「じゃあ、明日ね。明日も早いんだから、くれぐれもほどほどにね。おやすみ。」
そう言って、恭也の返事を聞かずに切った。
緊張しすぎてたのかな、
ちょっと疲れた。
明日、がんばって起きないと。

