「好きだよーっ!」







ホームに響き渡る私の声。


なんでこんなこと言ったんだろう。





恥ずかしいじゃん、周りの目痛いし。



私の声ってただでさえ、よく響くって言われてるんだから。




「ばーか。」




空は照れながら後ろを向いて答えてくれた。




大きく手を振ると振り返してくれる。





・・・大好きだよ。