「サンキュ。」 そう言っていきなり飲みだした空。 いきなりかよって突っ込んでいる暇もなくて・・・ 「柚杏・・・どうしたの?」 「あっ、お父さん。」 あわてて出てきたお父さんがいた。 そして、気まずい沈黙が流れる。 「鍵忘れて家に入れないから、もらいに来た。」 「そうか・・・待ってろ。」 そう言ってまた事務社の中に入っていった。 空の存在には気づいていたんかな。 ちゃんと、隣にいましたけど紹介することもなかった。