果て・・・last・・・





「待ってる間、これでも飲んでおいて。」



そう言ってバッグから100%グレープジュースを取り出した女の人。



「ありがとうございます、すいません。」



「いいのよ、じゃあ呼んでくるわね。」




そう言って、軽い足取りで事務社の中へ向かっていった。




「・・・お前のお父さんの権力すごいんだな。」



「そこまでじゃないけどね、次期だし。」




「いや、結構相当のもんだぞ。」



いやいや、普通のサラリーマンですから。




そして、ジュースを空に渡した。