「///・・・やめてよっ。」 「いいじゃん、チャラね、チャラ。」 ふふーんと鼻歌を歌いながら私の手を引いて歩く。 さっき、キスされたほっぺたが熱い。 「空・・・。」 「何?」 「服、好きだよ。」 「・・・え?」 正直に言いました。 シンプルで好きです。 「ありがとう。」 「いいえ。」 少し照れながら歩いた。 30㎝差の不格好な影が歩道に並ぶ。