俺は、純粋な先輩を好きになった。

先輩は、陸上部の副キャプテンをしている。

先輩は、短距離の100m、走り幅跳びがずば抜けてすごい。

100mは、全国大会で3位。

走り幅跳びは、全国大会で4位。

女子なのにすごいなって感動した。

でも、天然すぎる。

「先輩…」

そう俺は、気づいたらつぶやいてた。

「はるさぁん?つぶやくほどその先輩かわいいのかぁ?」

「瀬津。あのな…かわいいってもんじゃない!ウルトラスーパーかわいいんだよ!」

「…はいはい。ベタ惚れですねー」

「瀬津見たことないっけ?陸上部の副キャプテン」

「んー…ねぇな。俺、バスケ部だし。」

「瀬津。おれさぁ…」

「なんだよ。もったいぶんな。」

「先輩とうまくやっていけるかなぁ。」

「まぁ、エリカ(元カノ)よりうまくやっていけると思うけど。」

俺の元カノは…

北野 エリカと言う。

幼なじみだ。

エリカ。お前は俺をどう思っている?