「莉乃天然でちょっと抜けてるとこあると思うんですけど、莉乃のことよろしくお願いします!」
えっ!?玲実…?
「…えっと……」
知樹先輩困ってるし…!玲実ぃ…。
「う、うん。分かった!だけど俺、まだ莉乃の彼氏じゃないよ?」
「えっ、そうなんですか!?莉乃ならすぐですよ!頑張って下さい!」
「あ、うん…」
「じゃあこれで。莉乃またね!」
「う、うん、バイバイ玲実!」
何もなかったかのように玲実が行った。
それから気になっていたことを聞いた。
「玲実に何言われたんですか…?」
「うーん、莉乃のこと!かな……」
あ、あたしのこと!?よろしくお願いしますっていうのとはまた別だよね…?
「お、教えてくださいよ!」
「えっ……だめ、まだ教えなーい!」
う、知樹先輩意地悪……
意地悪なことをいいながらもちゃんと手を繋いでくれる知樹先輩。
知樹先輩、意地悪キャラは似合わないな…!
「なーに、どうかしたの?」
あっ、またぼーっとしてた!!
「なんでもないです!!」
「そー?それじゃあ行こっか。」
知樹先輩に手を繋がれ、駅へ向かう。
あたしと知樹先輩の家とは逆方向のホームに行った。
