「…は、はい…?」
いきなり呼ばれて振り返る。
「やっぱ莉乃だ!」
「れ、玲実っ!」
そこにいたのは中学で同じ部活だった玲実がいた。
玲実とはクラスも部活の時も一緒で仲が良かった。
「久しぶりー!元気だった?
えっ、莉乃一人??」
玲実はしゃぎすぎ…。
会えたことはあたしも嬉しいんだけど。
「ううん、今別なだけだよ!」
「そうなんだ!
莉乃、あの人すごいかっこいい!!」
玲実が向いている方を見る。
「莉乃、一人にしてごめんね?」
と、知樹先輩!?
「あっ、いや、大丈夫です…。」
玲実があたしに小声で言う。
「莉乃の知り合い?もしかして彼氏?」
か、彼氏!?知樹先輩があたしの!?
「違うよ、部活の先輩だよ…。」
「莉乃、どうかした?」
知樹先輩が不思議がって聞いてくる。
「いえ、なんでも「り、り、莉乃のことよろしくお願いしますっ!!」
「「……えっ…?」」
知樹先輩と声が重なる。
「じゃ、じゃあ試合始まるので…。またね莉乃!」
玲実がさーっと通り過ぎて行く。
なんか知佳に似てるかも……
