まあ、1人は私の方に寄りかかりだらけているけどね。


「じゃあ、レンジで様子を見ながらとりあえず600wで30秒。溶けきらなかったら10秒ずつ
追加」


「了解」

150㎝と小柄の千夏はレンジへと向かって言った。

「じゃあ、彩はクリームチーズを溶かしておいて。箱から出してボウルに入れておいて」


「了解です」


「柔らかくなればいいからね~。菜々ちゃんは砂糖と薄力粉・生クリームを図っておいてね」


「分量はこの紙見たらいいの?」


「うん。書いてあるから」


で、私は美月を見た。


雪はビスケットを砕き終えてるし、
千夏はバターを溶かし終えてるし、
彩も菜々ちゃんも仕事はやった。


「美月は・・・あとで言うよ」


そして、私たちは話しながら調理を進めた。