空がドアノブに手をかけた瞬間…

ドサッ

えっ?

「空?」

空が倒れていた。

「空!空!わかる?」

反応はほとんどわからない。

「空!救急車「だめだ!救急車だけは呼ぶな!」なんで!」

「綺羅…俺、綺羅と出逢えて良かったよ。」

「なに!どういうこと⁉」

「俺はもう死んでしまうんだ。なんならここで死にたい。」

「でも…」

「綺羅ならわかってくれるだろ?信じてる。」

そういって空は目を閉じた。

「空ーーー!」