◆透哉SIDE◆


「カッコよすぎだよ・・・。」


亜澄、もしかして俺に言った?


「何?何か言った?」


俺の心の中にコレは秘めておこう♪


携帯をチラッとみると藍からメール。


『俺のご褒美、どうよ?
 ちゃんと今日中に告んだぞ!
           FROM 藍』


しかも藍の後にハートついてるしッ!!


「透哉透哉ッ!!次、アレいこッ!!」


そう亜澄が指差したのは、


メリーゴーランド的なもの。


しかも亜澄、手ェ引いてるしッ!!


何気にカップルつなぎだしッ!!


俺、最高に幸せッ!!


「ねぇ、透哉ー?
 好きな子いないのぉ?」


小さな花柄の短めワンピースで上目遣い。


そんなツボな格好で訊かないでッ!!


「亜澄が答えてくれたら教えるー♪」


「透哉には教えなーい♪」


「亜澄ってもっとクールかと思ってた。」


「そう?あたしも馬鹿やりますよー♪」


「なんか俺等今日で超近づいたね。」


「ね!あたしホレちゃうかも。」


亜澄、本当ッ!??


まじそれWELCOMEッ!!!