俺は立ち上がって、椅子の上のあやを持ち上げた。


マジ軽い!!



俺の両腕に体ごと収まっているあやは足をバタバタさせて、必死に抵抗している。



無駄だって(笑)



諦めたのか、あやはすぐに抵抗をやめた。


つーか、泣きそう?



少し眉間に皺を寄せて、涙ぐんでるあや。







顔がすごく近くて、ウルウルしたあやの瞳がかわいくて…








気が付けばあやの唇を塞いでいたんだ。










そして、キスをしたまま、ゆっくりとあやをベッドの上に降ろした。