ぽかぽかと、暖かな日差しにみまわれ始めた


 3月中旬



 あたしは父に、耳を疑うようなことを聞かされました。





 「…は?どういうこと?」


 「いや、だからな。お父さんの仕事の都合で引っ越すことになったんだ」


 「うん、それはわかる。その、次は?」


 「柚姫には転校してもらうんだよ」





 穏やかにほほ笑む父は、



 とんでもない爆弾を落としていきました……


























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