「あたしも恋愛がんばろっと!」
「がんばってね!」
愛香には幸せになってほしい。
絶対に松本くんみたいなのにひっかからないでほしいな。
そんなことを考えながら、眠りについた。
いつも通り愛香と登校した。
別れて教室へと入る。
と、松本くんが目に入った。
早く席替えしないかな!
とか思いながら1日を過ごしてきた。
そういえば、
「松本くんって目悪いの?」
この前会ったときはメガネ無かったし。
「いや?めちゃくちゃいいよ」
キャラ作りか。
「なんでそんなに自分を作ってるの?」
「裏と表があれば色々な女の子から、好きになってもらえる。それがいいんだよ」
「でも、今の松本くんを好きになった人は、本当の松本くんを好きになったわけじゃないんだよ?」
そんなの、悲しいと思う。
っていうかあたしも好きだっし。

