3学期

嫌な学校が始まった。

私は毎朝嫌々体を起こす。

後少しで一年も終る。

私は優越感に浸っていた。

三月も中頃に差し掛かった頃。

私はある不安を抱えていた。


先生の転勤。離任式だ。

日に日に離任式に近付く。

私は不安でたまらなかった。

(転勤したらどうしよう。)

私の心にはこの思いしかなかった。