−10月−

あれはある晴れた日だった。

私は具合が悪く病院に行ってから登校した。

私が教室に入ると、

「うわっ!テンション下がるわ〜」

と金子さんの仲間の一人が言った。

私はあまり気にせず席についた。

それだけならまだ許せたんだ。

それだけなら、、、

今の授業は担任の授業。

人権について。だ。

プリントが回って来た。

私が後ろにプリントを配ると、

「最悪。」

と言われた。

私は悔しさで涙が出た。

なんで私が。何もしてない。

私は気付かれないように泣いた。