２学期

私が教室に入ると皆の視線が私に集まった。

私は訳が分からず教室を出て3組に向かった。

私「なんかわからんけど皆うちの事見る！なんでか知らん？」

私は友達に話しかけた。

でも、皆無視。

（なんで？）

そう思った瞬間。

バンッ！！

ドアが凄い勢いで開いた。

入って来たのは一年の間でリーダー格の金子さん。

金「あーあ。なんかキモいのいるし〜！テカしねば？あはは！」

（え？？）

私の事を見ながら言っていたから私に向かってだろう。

でも、私は金子さんにした事なんて何もない。

私は必死に考えた。

！！ もしかして、、

私は急いであの友達の所に向かった。

私「ねぇ！私の好きな人ばらした？」

友「・・・だったら何？キモいからどっか行け。」

私は悔しさで涙が出て来た。

（なんで？信用してたのに。）

私は涙を拭い教室に帰った。
本当は教室になんか帰りたくない。

でも、ホームルームが始まるから。

私は嫌々教室に入った。

皆の視線が痛い。

私は自分の席についた。

チャイムが鳴り担任がホームルームを始める。

私は机に伏せながら終るのを待った。

一時間目は英語。

私は初めて授業をサボった。

私が廊下をうろうろしていると、担任に見つかった。

私が逃げても逃げきれる訳なく捕まった。

担任は私を教室に戻そうとはせず、職員室に連れて行ってくれた。

担任は私の話を聞いてくれた。

私は担任に全てを話した。
担任は優しく聞いてくれた。

担「辛かったな。わかった。俺がそいつらに言ったるから心配せんと授業してき」

担任は優しくそう言ってくれた。

担任が金子さん達に話したらしく、いじめは大分楽になった。

私はまた前みたいに普通に過ごせると思っていた。

でも、私は甘かったんだね。