「お前何いってんの? お前が好きなのは大秦だろ? 俺がそんなこと言ってどーすんだよ」 これ以上傷をえぐるようなこと 言わせんなよ…… 自分で言っててつらい。 「違うもん……っ!あたしが好きなのは ……祐紀哉だもん!!」 そう言って俺の腕にギュッと しがみついた。