ただ、こいつを 俺から離したくなくて 力いっぱいに抱きしめた。 「い、痛いよ………」 「しらねぇ」 「ちょ、っと……怒ってるんじゃないの?」 「怒ってるよ。すっげー怒ってる」 自分でも言ってることと やってることが違うことくらい わかってる。 だけど、離せない。