「わかった?」 うつむき加減の夏生に、身長を合わせて 下からのぞきこむ。 小さく頷く夏生に俺は、もう一度 キスをした。 今度は、短いキスだけじゃなくて 長いやつ。 「んっ、…………ぁっ」 夜の公園に夏生の吐息が やけに大きく聞こえて、 さっきまでの余裕がなくなってきた。