「はぁ…はぁ…」 恵斗くんの病室の前 気持ちを落ち着かせる 「フゥ…」 がらがら… 「!」 そこには寝ている 昔と変わらない顔の恵斗くんが… 「恵斗くん…」 「んっ…」 起きた…恵斗くんが… 「だ…れ?」 「恵斗くん…」 私は恵斗くんに抱き付いた 「会いたかったよ…」 「優里…ちゃん?」 「うんっ」 「夢?」 「違うよ、現実」 「俺も…会いたかった」 懐かしい… 大好きだった… 初恋の人… それからしばらく抱き合ってた